黒島を知る

黒牛がのんびりと草をはむ緑豊かな島

黒島は鹿児島県南部にある三島の一つで竹島、硫黄島、黒島と3つの島が並んでいます。 その中でも黒島は、自然豊かな地であり、道の途中には放牧されが牛を目にすることができます。

塩手鼻

自然にできた岩の造形は、アメリカ西海岸のグランドサークルの岩を思わせます。釣りのスポットでもあり、昔は籠などを背負って上り下りしていたとのこと。

白衣観音像

             

明治28年7月、台風で塩手鼻に避難していた枕崎のカツオ船の漁師たちが、突風にあおられ岸壁に激突しました。「黒島流れ」と呼ばれるこの事故によって、411名もの尊い命が失われ、生き残った漁師の方々は、島の方々が手厚く介護したそうです。この遭難を機に、黒島と枕崎との交流が深まり、平成元年12月、慰霊と海上安全を祈願する白衣観音像が建立されました。

有吉佐和子文学記念碑

作家・有吉佐和子は昭和43年、黒島を舞台にした小説「私は忘れない」を発表。同年、小説をもとにした映画が黒島ロケによって撮影されました。有吉さんを偲び「私は忘れない」の題字を刻んだ碑が建てられています。

その他、観光スポットあり

             

黒尾大明神社、平等大慧会妙塔、黒島平和公園 特攻撃平和観音像、黒島の滝、招福守護神、菅尾神社 、イバドンの墓、カムゴ山、横岳山、檜岳、平家城跡、花立山、大里健康広場、冠大神、大里の大墓